全日本空手道連盟(全空連)は9日までに、来月13日の全日本選手権(日本武道館)の組手は、気合の発声を認める方式で実施することを決めた。新型コロナウイルス感染防止のため、頭部を覆う防具「メンホー」の口元を小型シールドで覆って着用することを義務付ける。
全空連は6月、コロナ対策として気合の発声を事実上禁じるガイドラインを策定。しかし、シールドを付けたメンホーを着用すれば飛沫量が大幅に削減できるなどとして、9月に気合を認めるよう改定した。10月の学生の大会から運用を始めていた。
形は、選手と審判員の間に十分な距離を取ることで防具なしでの気合が認められている。