新型コロナで夏季選手に高ストレス うつや不安注意必要な人は10%に JOC調査

 日本オリンピック委員会(JOC)は23日、オンラインで各競技団体の強化担当者に向けたコーチ会議を行い、各競技の強化指定選手を対象にした新型コロナウイルスに関するアンケート結果を発表した。

 緊急事態宣言中は約70%の夏季、冬季選手に大きな練習の制限があり、解除後も40%強の選手が中等度以上の制限を感じているという。理由としては「場所がなかった」が最も多い結果で、次に「人目が気になった」が多かった。

 東京五輪が延期となった夏季種目の選手は高ストレス反応を示しており、うつや不安(ストレス)の高さに注意が必要なアスリートが10パーセントに上った。特に格闘技系と記録系の選手で高いストレスを感じている割合が高かったという。

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