ロンドン五輪やり投げ代表・ディーン元気、故障から復活 7年以上低迷も今年は手応え

 陸上男子やり投げで12年ロンドン五輪代表のディーン元気(28)=ミズノ=が19日、オンライン取材に応じ、故障からの復活を印象づけた今季を振り返った。8月のセイコー・ゴールデングランプリでは、7年ぶりの80メートル超えとなる84メートル05で優勝。10月の日本選手権でも80メートル07で2位と好記録を連発した。

 ロンドン五輪後は右脇腹や右肩、左腰などの故障に見舞われ、7年以上低迷。今年は「実際に投げたことで脳が覚えたなというのはある」と手応えを口にした。昨年11月から今年3月までやり投げの本場フィンランドや南アフリカで武者修行を敢行。コロナ禍で緊急帰国したが「冬場にやってきたことは間違いなかった」と話した。

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