柔道女子57キロ級で東京五輪代表の芳田司(コマツ)が9月30日、オンラインで取材に応じた。新型コロナウイルスの影響による五輪の1年延期直後は落胆したというが、「今は切り替えて(来夏)五輪があると信じてやっている」と心境を語った。
自粛期間の憂うつを“吹き”飛ばしたのは普段手にしない楽器だった。過去の試合映像を見たりして過ごしていたが、引きこもり生活を案じた友人から唐突に横笛を贈られた。適当に吹くだけで「正解が分からない」と苦笑いしつつ「贈り物に愛を感じた」。ピーッと甲高い音色にも背中を押された様子で「(来夏へ)不安はゼロ」と笑い飛ばした。