ラグビー、年内の代表活動を断念 新型コロナで、強化停滞が懸念

 日本ラグビー協会は14日、オンラインで記者会見を開き、新型コロナウイルスの影響を考慮し、秋シーズンは日本代表のテストマッチを行わないと発表した。年内の強化活動も断念する。8強入りした昨年のワールドカップ(W杯)日本大会以降、日本は試合が行えない状況が続き強化停滞が懸念される。

 日本は11~12月に欧州6カ国対抗勢と2チームで開催される国際大会の参加などを検討。しかし、新型コロナ禍で十分なトレーニング環境を整えられないと判断した。滞在するニュージーランドから会見に参加したジョセフ・ヘッドコーチは「2023年W杯へ時間はたっぷりある」と語った。

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