児玉芽生、200Mは自己ベストで初V「練習は間違ってなかった」

 「陸上・日本学生対校選手権」(13日、デンカビックスワンスタジアム)

 女子200メートル決勝までが行われ、12日の100メートルで日本歴代3位となる11秒35で初優勝した児玉芽生(めい・福岡大)が向かい風0・8メートルの条件下、23秒68で初優勝した。100メートル、400メートルリレーと合わせて3冠を達成した。

 3日間で8レースをこなす過密日程の中、最後の200メートル決勝で自己ベストを0秒12更新した。「疲労で体が動かなかったけど勝つことができて非常にうれしい」。晴れやかに笑った。

 前日は4レースを走り、100メートル決勝では日本歴代3位の記録を打ち立てたが「1本集中して速度を上げることは得意だけど、本数を重ねると走れないのが弱みだった」という。東京五輪出場も一気に近づいた21歳は「質の高いスピードで走りきれたのは自信になったし、練習は間違ってなかった」と収穫を喜んだ。

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