プロスポーツ 外国人選手の入国許可へ Jは10月の移籍期間から獲得可能に

 新型コロナウイルスの影響で日本に入国拒否となっている国内リーグ所属の外国人選手やコーチらについて、政府が入国を認める方針を決めたことが11日、スポーツ庁などへの取材で分かった。

 対象となるのはプロ野球やサッカーのJリーグ、10月に開幕するバスケットボール男子のBリーグ、バレーボールのVリーグや卓球のTリーグ、ラグビーのトップリーグ、プロゴルフなど、来夏の東京五輪実施競技で東京五輪・パラリンピックの日本代表の強化につながるなどの条件がある。

 再入国だけでなく新規入国も認められ、Jリーグでは10月2日から30日までの第3登録期間(ウインドー)で新たな外国人選手の獲得が可能となる。

 新型コロナ対策を講じた運営の実績を東京大会に生かし、主催者や競技団体が感染防止に責任を持つことなどが条件となる。出入国時の検査や入国後14日間の自主隔離は必要で、追加的防疫措置を確実に実施するとの誓約書や行動管理計画書の提出も求める。

 外国人選手の入国問題は、7月の自民党スポーツ立国調査会でBリーグやVリーグが入国を認めるよう要望していた。プロ野球、サッカーのJリーグなどでは、新型コロナによる入国制限前から国内に滞在する選手らが既にプレーしている。

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