室伏新長官に森会長「五輪の申し子」とエール 組織委としては痛手も「心から拍手で」

スポーツ庁長官就任内定の発表を受けて取材に応じる室伏広治氏(代表撮影)
2枚

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が11日、都内で取材に応じ、スポーツ庁新長官に組織委スポーツディレクターの室伏広治氏が就任することについて「組織委としては、象徴的な人物を取られ、ショックもある。あまりに大きな穴で埋めるのが大変だ。謙虚で真面目な人物。人間性が評価された。スポーツのステータスを上げていく上では良かった」と、話した。

 15年の室伏氏の結婚式にはIOCのコーツ副会長も出席するなど国内外にパイプを持ち、定期的に聖火台を磨きにいくなど熱い“五輪愛”もある。「五輪を大事にしていたし、五輪の申し子のような存在。世界のアスリートとして堂々とやってほしい。心から拍手で送ってあげたい」と、期待を込めた。

 後任のスポーツディレクターは未定だという。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス