玉ノ井部屋、コロナ感染力士19人が入院 芝田山広報部長「部屋には陰性しかいない」

 「大相撲秋場所」(13日初日、東京・両国国技館)

 日本相撲協会は11日、玉ノ井部屋(東京都足立区)で新型コロナウイルスに集団感染した19人の力士全員がこの日までに医療施設に入院したことを発表した。前日、発熱など症状があった12人が入院し、7人は部屋で隔離され、生活し、随時、入院治療を行うと発表されていた。

 芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「1カ所じゃなく、振り分けられて病院に入っている。(現在は)部屋には陰性しかいない。それでも万が一があるから外には出せない」と説明した。

 玉ノ井部屋は5日に幕下以下力士1人が陽性と判明。部屋の濃厚接触者ら32人が検査を受け、前日、十両富士東と幕下以下17人に新たな感染が確認されたことが発表された。

 師匠の玉ノ井親方(元大関栃東)、十両東龍は陰性だった。感染の有無に関わらず、所属する力士28人全員と親方も秋場所を全休する。

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