芝田山広報部長、秋場所開催は「問題ない」 玉ノ井部屋集団コロナ感染で説明

 日本相撲協会は10日、玉ノ井部屋(東京都足立区)で力士18人に新たに新型コロナウイルス感染が確認されたことを発表した。十両富士東と幕下以下17人で秋場所(13日初日、東京・両国国技館)を目前に控え、集団連鎖感染が起きた。

 5日に同部屋に所属する幕下以下力士1人の陽性が判明し、濃厚接触者、部屋関係者がPCR検査を受けていた。計19人の感染者だけでなく十両東龍ら感染していない力士、師匠の玉ノ井親方(元大関栃東)も秋場所は全休となる。

 出稽古は禁止しており、玉ノ井部屋内だけで感染を収めることを徹底。芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「感染防止をしっかりやっている。開催には問題ない」と説明し、秋場所は予定通り開催となる。

 全休となる玉ノ井部屋の力士全28人の番付に関しては、場所後の番付編成会議で審判部が協議する。芝田山部長は「感染したのが悪いわけじゃない」と話し、救済措置が取られる可能性はある。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス