大坂なおみが3年連続16強!「末恐ろしい」18歳との2時間半超え熱戦制す

 「テニス・全米オープン」(4日、ニューヨーク)

 女子シングルス3回戦が行われ、2年ぶりの優勝を狙う世界ランク9位の大坂なおみ(22)=日清食品=は、同137位のマルタ・コスチュク(ウクライナ)と対戦し、フルセットの末、6-3、6-7、6-2で3年連続となる4回戦に進出した。4回戦では同21位のアネット・コンタベイト(エストニア)と対戦する。

 「末恐ろしい相手だった」と振り返ったように勢いをもってぶつかってきた18歳の新鋭を、ねじふせた。第1セットはほぼ完璧な内容でものにしたが、苦しんだのは第2セット。何度もブレークポイントを握りながら、怯まぬコスチュクの反撃にあい、タイブレークの末、落とした。心が乱れ、怒りを隠しきれず、ラケットを放り投げてしまう場面もあった。それでも崩れそうな局面でも踏ん張りきれるのが今の大坂。最終ゲームは1-2の第4ゲームを0-40からキープし、そこから5連続でゲームを奪い、一気に相手を飲み込んだ。

 2時間33分の激闘を終え「タフな相手だったけど、彼女はまだ若い。自分の方が多くの試合を経験しているので、最後は経験が助けになった」と振り返り、「すごく疲れた。アイスバスに入りたい」と本音をもらした。長丁場の激闘だっただけに前哨戦から痛めている左太もも裏への影響も懸念されるが、「今日はよく動き続けられていた。いい兆候」。手応えも掴みつつ、2週目に突入する。

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