朝乃山、貴景勝の婚約を祝福 自身は「僕ですか。もう少々お待ちください」

 「大相撲秋場所」(13日初日、両国国技館)

 大関朝乃山(26)=高砂=が2日、都内の部屋で朝玉勢ら幕下力士と相撲を10番取って調整した。前日から申し合いを再開。「しっかり自分の形になったり、前に出て相撲が取れているので、そこまで悪くないんじゃないかと思う。相撲の面で、自分の形をつくれるように初日までにもっていきたい」と、まずまずの手応えだ。

 出稽古禁止が継続され、先場所に続き、幕下相手の調整で本場所に臨む。「今までは出稽古をやってきたが、先場所と今場所はできない中で、幕下の人たちと相撲を取って、肌で感じるのが伝わったり刺激になったりする部分がある。自分もそれに負けないように。自分の役目は4人の幕下の子たちを上に上げることが責任だと思うので。あまり声はかけないけれど、相撲を取っていて、何か肌で感じてくれれば」と、責任感をにじませた。

 大関貴景勝(千賀ノ)が婚約を発表。「ニュースで見たので、おめでとうございますと思っています。お相手さんも元大関北天佑さんの次女。元モデルですごいきれいな方」と祝福。自身に関し問われると、「僕ですか。もう少々お待ちください」と、かわした。

 今場所は関脇が3人。正代(時津風)、御嶽海(出羽海)、大栄翔(追手風)が大関昇進を目指し、勢いがある。朝乃山は迎え撃つ立場。「まず(3人は)大関を狙える力があると思う。僕も負けられない。この世界にいるならやっぱり負けちゃダメな世界。意識します」と、番付の差を見せるつもりだ。

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