力士会から出稽古“新様式”提案へ 「教習所とか、本場所の土俵」を使うなど意見

 大相撲の力士会会長を務める横綱鶴竜(35)=陸奥=が30日、国技館で行われた講習会後、関取衆で話し合い、出稽古解禁を求める意見をまとめた。9月1日に日本相撲協会側に直接、要望する予定。

 新型コロナウイルス感染予防のため、3月の春場所後、約5カ月もの間、出稽古は禁止が続く。関取が1人しかいない部屋では関取衆での申し合いのないまま、本場所となる。

 鶴竜は「出稽古を再開させてほしいと。そこに尽きると。出稽古もいろんなやり方があるのでは、と。(国技館併設の)教習所とか、本場所の土俵を使って広い空間でやってはどうですかという意見が出た。パフォーマンスにも少なからず影響あると思う。いい稽古をするのが一番大事」と訴えた。

 協会側は秋場所(9月13日初日、東京・両国国技館)前の出稽古解禁は見送る方針。鶴竜は「そういう提案を出したいと思った。何もしないんじゃなくて、言って(意見を)出していくのが大事」と話した。

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