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ISUがフィギュアの年齢制限引き上げ検討へ ピーク低年齢化に懸念 15歳から17歳に

 国際スケート連盟(ISU)がフィギュアスケートのシニア大会に出場が可能となる年齢制限について、現行の15歳から17歳への引き上げを検討することが27日、分かった。同連盟のヤン・ダイケマ会長が豪州紙「The Australian」などに明かした。

 フィギュアスケートの世界では特に女子において、体重が軽く、高難度ジャンプを跳べる10代前半から中盤でキャリアのピークを迎える選手が多く、選手寿命の低下が問題視されている。

 18年平昌五輪では当時、15歳のアリーナ・ザギトワ(ロシア)が金メダルを獲得した。昨年のGPファイナルでは、シニアデビューを果たしたばかりのコストルナヤ(当時16歳)、シェルバコワ(同15歳)、トルソワ(同15歳)というロシアの3人が表彰台を独占した。昨年12月に競技生活の中断を表明したザギトワは、18歳ながら現役引退の可能性が報じられている。

 7月にはフィギュアスケートのペアで、17年世界ジュニア選手権金メダリストのエカテリーナ・アレクサンドロフスカヤ(20)がマンションの6階から転落死。自殺とみられている。20歳前後で燃え尽き、摂食障害や精神障害に陥る選手も多く、ダイケマ会長は年齢制限の引き上げについて「アレクサンドロフスカヤの死が再考のきっかけになった。21年の会議で議題にされ、議論されるだろう。何人かのISUメンバーも同意している」と、説明した。採用された場合は、22年北京五輪後の導入となるという。

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