国体延期のルール化を検討へ 文科相、コロナ級の事態に備え

 萩生田光一文部科学相は25日、新型コロナウイルスの影響で鹿児島県での年内開催を断念した国民体育大会について、今後同様の事態に陥った場合に備えて延期時期などの指標を定めておきたいとの考えを示した。閣議後の記者会見で「感染症や自然災害でやむを得ず実施できなかった場合の代替をどうするか、ルール化したい」と述べた。

 鹿児島県は1年延期を希望したが、後続開催県と調整が難航。現在は2023年に行う方向で話し合いが進められている。延期となった開催自治体の追加経費に対する財政支援については「今回は事情が事情なので、現場の声を聞きながら、きめ細かい対応をしたい」と話した。

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