男子100メートルは桐生祥秀が優勝、10秒14でケンブリッジら破る、セイコーGG
「陸上・セイコー・ゴールデングランプリ」(23日、国立競技場)
新型コロナウイルスの影響で5月から延期され、無観客で国内選手のみによって行われた。男子100メートルは自己ベスト9秒98の桐生祥秀(24)=日本生命=が、10秒14で優勝した。中盤以降でケンブリッジ飛鳥(ナイキ)らを振りきった。
桐生は「今回勝ち切れたことが大きな収穫だと思う。(新しい国立競技場でのレースで)来年を想定しているので、今後のレースにつながると思う」と胸を張った。この日は無観客だったが「満杯になるくらいなら地響きが起きるくらい、欧州みたいに盛り上がると思うので楽しみ」と話していた。