フィギュア GPシリーズは1選手1大会の方針 NHK杯は9月に概要発表へ

 国際スケート連盟(ISU)は4日、10月に開幕するグランプリ(GP)シリーズの6大会を制限付きで開催すると発表した。新型コロナウイルスの影響で各国に渡航制限が出ていることなどから、1選手1大会で、開催国の選手、同国に練習拠点を置く選手を中心に実施する方針となった。

 例年は1選手(組)2大会に出場し、順位に応じたポイントの上位6人(組)がGPファイナルに進出していたが、ISUのアレクサンドル・ラケルニク副会長はタス通信の取材に「誰もが2つではなく1つの大会に参加する」と見通しを語った。

 GPファイナルの進出条件は今後決める方針。12月に開催予定だが「延期になる可能性もある」といい「いずれにせよテスト大会は必要。テスト大会がなければ五輪でフィギュアスケート競技を開催できない」とも話した。

 日本スケート連盟は公式ホームページで「世界的な新型コロナウイルス感染拡大の影響により、今シーズンのISUグランプリシリーズは、各開催国の選手が中心に出場する大会として開催されることが、国際スケート連盟(ISU)から発表されました」と報告。大阪で開催予定のNHK杯については「9月頃に大会実施概要を発表する予定」としている。

 ▽今季のGPシリーズ予定は以下。

第1戦 10月23~25日、スケートアメリカ(ラスベガス)

第2戦 10月30~11月1日、スケートカナダ(オタワ)

第3戦 11月6~8日、中国杯(重慶)

第4戦 11月13~15日、フランス杯(グルノーブル)

第5戦 11月20~22日、ロシア杯(モスクワ)

第6戦 11月27~29日、NHK杯(大阪)

12月10~13日、GPファイナル(中国・北京)

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