文字サイズ

出雲駅伝が中止、ボランティア確保難しく…14年以来2度目 箱根は観衆対策が課題に

 大学三大駅伝の1つ、出雲全日本大学選抜駅伝を主催する島根県出雲市と日本学生陸上競技連合は27日、10月11日に開催予定だった大会の中止を発表した。新型コロナ感染拡大防止の観点から、開催は難しいと判断した。中止は台風により開催できなかった14年以来2度目。11月の全日本大学駅伝、来年1月の箱根駅伝は開催を前提に準備を進めているが、コロナ禍でのロードレース開催はハードルが高く、予断を許さない状況となっている。

 日本学連の関係者によると、日本陸連のガイダンスで「新型コロナウイルスで重症化しやすい65歳以上の競技役員については委嘱しないことが望ましい」とされており、出雲市では2500人といわれるボランティアの確保が難しいことが中止の大きな要因となった。感染が拡大する東京などから多数の選手、関係者を受け入れる上で、安全面での懸念を拭いきれなかった。

 今後の11月の全日本大学駅伝、1月の箱根駅伝については、学生ボランティアも多く、現状ではコースを通過する自治体からも開催に否定的な声は上がっていないという。日本学連関係者は「他の駅伝は出雲とは事情が違う。今後の大会については粛々と準備を進めていく」とした。

 ただ、秋以降にコロナの流行がさらに加速する可能性もある。特に箱根駅伝は沿道に2日間で合計100万人が詰めかける一大イベントで、開催へのハードルは高い。秋以降の各地のマラソン大会も続々と中止が決まっている中、難しい判断を迫られることになる。

関連ニュース

    編集者のオススメ記事

    スポーツ最新ニュース

    もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス