琴ノ若が休場「起きたら膝が曲がらなくて」と佐渡ケ嶽親方 再出場の可能性も

 「大相撲7月場所・8日目」(26日、両国国技館)

 幕内琴ノ若(佐渡ケ嶽)が8日目の26日、休場を届け出た。「左膝内障で7月場所の休場を要する」との診断書を提出した。7日目の魁聖に突き倒された際、左膝を痛めた。7日目を終えて4勝3敗だった。琴ノ若の休場は初めて。8日目、対戦予定だった栃ノ心(春日野)は不戦勝となった。

 父で師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)が「昨日の取組で土俵に膝から落ちた時、ひねる感じ。昨日は『大丈夫』と言っていたけど、朝、起きたら膝が曲がらなくて。そんきょできないなら休め、ということで」と説明した。

 再出場に関しては「本人は途中からでも出られるなら出ます、と言っている」と可能性はある。

 元横綱琴桜の先代師匠の「ケガは稽古で治せ」との言葉を師匠は琴ノ若に対し説いた。「これを今からやらないと。プラス思考で考えろ。膝をケガするということはまだ筋力が足りない証拠」と伝えると、本人は「分かりました」とうなずいたという。“親子三代幕内”のサラブレッドに試練だ。

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