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平野美宇 五輪延期はプラス「いったんリセットして臨める」試合漬けで疲労困ぱい

 卓球女子で東京五輪代表の平野美宇(20)=日本生命=が22日、オンライン取材に応じた。新型コロナウイルスの影響で来夏に延期となった東京五輪開幕まで間もなく1年前を迎えるにあたり、「五輪が開催されたら、コロナウイルスが収束した象徴でもあると思うので、その中で1人でも(見ている人の)心に刺さるようなプレーができたらいいなと思う」と心境を語った。

 1月に初の五輪切符を獲得したものの、3月に五輪延期が決定した。ただ、平野にとっては「70%はプラスだった」という。「去年の後半はすごく疲れたっていうかタフだったので、(延期によって)いったんリセットして五輪に臨めるかなって思いました」

 五輪代表レースだった2019年は、国際大会だけで22試合に出場するなど、気の抜けない試合漬けの日々を過ごし、心身ともに疲労困憊(こんぱい)だった。「やっぱり去年は試合がすごく多くて。1月に代表が決まって(本来の五輪本番である)7月後半まで半年しかなくて、準備する期間が短いと思っていた。準備期間が1年半くらいになった点では良かった」。当初のスケジュールでは焦りも少しあったというが、五輪延期だけでなく国際大会も中断している現在、基礎的な練習から自身のプレーをつくり直しているという。

 コロナ禍による自粛期間は読書のほか、YouTubeを駆使してヨガに取り組むなど普段はできなかったことにも挑戦。「体が軟らかくなって。今まで伸びなかった部分が伸びるようになったり、成果も出ている。(卓球でも)しゃがみながら(打って)入ったりとか、厳しいボールが入ったりして、ヨガのおかげかなと思うボールもある」と思わぬ効果があったことを明かした。

 緊急事態宣言下の4月14日には20歳の誕生日も迎えた。「本当に大人の仲間入りだなと。中身も大人にならないと」と改めて心境を語り、「20歳になったので責任感が前より生まれたかなと思う。前は自分が強くなればいいという考え方もあったが、今は応援してもらっている方とか(に対しても)、期待以上の結果だったり試合ができるようにというのは思う」と俯瞰的な視野からも、自身の成長を期した。

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