桐生祥秀、五輪延期は「100%プラス」“日本最速”奪還誓う 藤井七段から刺激も

 陸上男子100メートル前日本記録保持者の桐生祥秀(24)=日本生命=が15日、オンラインで取材に応じた。すでに本格的な練習は再開しており、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により中断していた競技会も、8月から徐々に再開される。「日本記録を更新されて、それから出せてないので、そこを目指していきたい」と、“日本最速”奪還を誓った。

 東京五輪も1年延期となったが、前向きにとらえている。「100%プラスだと思ってる。年齢的にも24歳から25歳で迎える五輪になった。1年1年、メンタルも体も成長している実感があるので」とポジティブに語り、「100メートルで決勝に残って勝負する、という目標は変わらない」と、意気込んだ。

 将棋界でタイトル獲得が目前に迫っている藤井聡太七段の活躍にも刺激を受けている。3年前に対談しており、「あの時は四段。今は七段で上の人たちと戦っている。自分も3年前と同じではいけない。成長しないと」と気持ちを引き締めた。

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