羽生が最優秀選手賞を受賞「追い求めるスケートができることが本当に幸せ」

 国際スケート連盟(ISU)は11日、オンラインでフィギュアスケートのISUアワードを開催した。最優秀スケーター賞(MVS)は五輪2連覇王者の羽生結弦(ANA)が受賞した。

 オンラインで生出演した羽生は、黒のジャケット姿で「皆さんのおかげでこうやってスケートができていること、そして自分が追い求めるスケートが出来ていることが本当に幸せです。いつも応援ありがとうございます」と感謝。「これからも一生懸命、自分の理想のスケートを追い求めて頑張っていきます。どうか応援よろしくお願いします」とメッセージを伝えた。

 また、世界中の多くのファンに支えられていることに、英語で「期待に120%応えたいと思っている。責任はとても大きいけれど、期待に応え、成功したときの達成感は素晴らしい」とも話した。

 19-20シーズンの羽生は、12月のGPファイナルで2位。2月の四大陸選手権で優勝し、男子史上初の国際主要大会6冠となる「スーパースラム」を達成した。その後、3年ぶりの優勝を目指していた3月の世界選手権は中止となっていた。

 ISUアワードは一般からのオンライン投票、ISUメンバー、メディアによる投票で候補者リストが決定。最終候補3人の中から、日本の安藤美姫さん、米国のトッド・エルドリッジさんら元フィギュアスケートチャンピオン6人の審査員による投票で優勝者を決定する。最優秀選手賞には世界王者のネーサン・チェン(米国)、アイスダンスのパパダキス、シゼロン組(フランス)がノミネートされていた。

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