貴景勝、おうち時間は読書で勉強「食事、睡眠、基本的な鍛え方」の知識学ぶ

 大関貴景勝(23)=千賀ノ浦=が31日、NHK「大相撲特別場所~テレビ桟敷へようこそ~」にリモート出演した。新型コロナウイルスにより自宅で過ごす時間が増え、読書で勉強していることを明かした。

 放送内では「アスリートのための最新栄養学(上、下)山本義徳著」を紹介。「食事、睡眠だったり基本的な鍛え方だったり。簡単な栄養学なら1年前から読んだけど、ここまで細かいのはない。毎日5~10ページずつゆっくり読んでいる」と、相撲につながる知識が満載のようだ。

 夏場所が中止になったことはプラスに捉えている。「世間が大変な時期。自分らはやれることをやる。体をいったんリセットするいい時間」と語った。

 この日の番組内では、「しのぎを削ったライバルたち」と題し、先人らの名勝負が放送された。押し相撲の貴景勝自身は“猛牛”と呼ばれた元横綱琴桜の相撲が参考になった。「相撲的に言えば琴桜さん。押し相撲だしすごい勉強になった。気持ち的に激しい稽古をしないといけない。押し相撲は攻撃的、闘争心を持っていかないと」とうなずいた。

 新大関朝乃山(26)=高砂=も誕生し、次の時代の担い手として両大関に期待がかかる。先輩大関は「相撲界を引っ張っていく。相撲スタイルも正反対だから。勝負していきたい」と意気込んだ。

 2度目のかど番で迎える7月場所(7月19日初日、両国国技館)。「うまくいかない時こそ精神的に強くなる時。休場とかが今まで強くしてくれた。そこは楽しみがある。激しい突き押し相撲を皆さんに見せるよう体を作って高めていく」と、ファンに向け誓った。

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