力士会会長・横綱鶴竜 7月場所開催へ「引き続きいい準備する」

 力士会会長の横綱鶴竜(34)=陸奥=が25日、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が全面解除される見通しを受け、日本相撲協会を通じ、コメントした。無観客で開催を目指す「7月場所」(7月19日初日、両国国技館)に向け、一歩前進。「7月場所で良い相撲が取れるように、力士として引き続き良い準備をするだけです」と語った。

 協会としても引き続き感染予防を徹底して行う方針。鶴竜も「手洗い、うがい、消毒を継続して行います。目に見えない物なので、予防を徹底して継続していくことが大切だと思います」と気持ちを引き締めた。

 夏場所が中止となり、現在はじっくり体を作り直している。「7月場所では、皆さんに元気な姿を見てもらいたいです。残念ではありましたが、仕方がないことですので、今は7月場所に向けて良い準備をするだけです。(稽古は)基礎運動を中心にじっくり鍛えることができています。7月場所に向けて、自分のペースで徐々にやっていきます」と、意気込んだ。

 自宅で過ごす時間も増え、家族と過ごすことが喜び。「子どもたちと一緒に遊んだり、下の子にはミルクをあげたりして過ごしています」。4月20日には第3子となる次女が誕生したことも発奮材料。名前を「エネルレン」と命名したことを明かした。

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