大相撲 希望者全員対象にコロナ抗体検査実施へ 勝武士さんが28歳で死去

 日本相撲協会は13日、協会員のうち希望者全員を対象とした新型コロナウイルスの抗体検査を実施することを発表した。

 抗体反応で協会員のおおよその感染状況を把握し、検査結果を踏まえ、専門家の助言とともに対策を立てる。力士ら協会員の健康を守り、大相撲7月場所(7月19日初日、東京・両国国技館)開催に向けて取り組む方針。

 希望者全員の検査には1カ月程度要する見込みで。全体の検査結果はまとまった段階で公表する。

 協会はこの日、三段目の勝武士さん(高田川)が新型コロナウイルス感染のため死去したことを発表した。28歳だった。同力士は角界初の感染者で先月8日から入院治療していたが、この日午前0時30分、息を引き取った。

 抗体検査とはウイルスに感染した場合、免疫反応の過程で体内に作られる抗体を測定する検査。ウイルスの有無そのものを調べるPCR検査とは違う。無症状者や軽症者を調べることで地域の感染状況を把握することが目的。

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