新型コロナウイルスがスポーツ界にも暗い影を落とす中、コンピューターを使ったサッカーゲームの「e日本代表」が誕生した。日本サッカー協会は競技の魅力を伝える手段としてeスポーツに本腰を入れ、初代代表の一人に選ばれたWeb Nasri(ウェブ ナスリ)=本名青木太一=も意欲的に始動した。
小気味いい連係は現実世界をほうふつとさせ、「日本代表の名前があると反応が違う。この時期に注目を集めたい」とナスリ。試合はユーチューブで生配信され、日本協会の須原清貴専務理事は「歴史に残る初勝利。展開の面白さはサッカーそのもの」とうなった。