高田川親方 新型コロナウイルス陽性反応、23日から入院…十両白鷹山も

 日本相撲協会は25日、高田川親方(元関脇安芸乃島)、十両白鷹山(高田川)が新型コロナウイルス感染症の陽性反応が確認されたことを発表した。また、この日までに幕下以下の力士養成員4人が感染していることも発表した。親方、関取で感染が確認されたのは角界で初めて。力士養成員に関しては個人情報保護の観点から名前、所属部屋を明らかにしなかった。

 高田川親方に関しては今週、発熱症状が見られ、23日に都内の医療機関で新型コロナウイルス感染を調べるPCR検査を受け、24日に陽性と判明した。23日から入院し、療養している。

 白鷹山は発熱の症状はなかったものの、24日にPCR検査を受け、陽性と判定され、入院し療養。その他、力士養成員は発症後、PCR検査で陽性が分かり、同じく入院、療養している。

 陽性が判明した所属部屋は専門医、保健所の指導に基づき、今後2週間は稽古、外出を一切行わず、部屋の消毒、体温管理を実施し、感染拡大の予防を徹底する。

 角界では10日に幕下以下の力士が初めて感染が確認された。今回、新たに親方、関取ともに同部屋での感染が出たことで、クラスターが危惧。27日に夏場所(5月24日初日、両国国技館)の番付が発表されるが、開催に大きく影響を与える。

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