バスケ・B1大阪、感染経路は「断定できない」選手11人の新型コロナ陽性

 選手11人、関係者2人の新型コロナウイルス感染が発生したバスケットボール男子Bリーグ1部の大阪は23日、感染経路について「断定できない」との保健所の見解を報告した。

 大阪は2日にBリーグで初となる選手1人の感染を発表。そこから相次いで選手、関係者の感染が判明していた。

 3月24日に選手5人が参加した食事会での感染の可能性が指摘されていたが、保健所からの報告は「厳密に確定できるものではなく、(3月24日に選手5名が参加した)食事会で感染をうけた可能性があると考えられるが、それ以外のイベント等で感染をうけた可能性もあり、断定できるものではない」というものだったという。

 現在入院中の者は、症状の軽快が確認されて2回連続でPCR検査での陰性が確認され次第、退院となる見通し。自宅療養者は14日間発熱等の症状がなければ、区保健福祉センターの担当保健師の判断で再検査を実施することなく自宅療養が解除になるという。

 クラブは「陽性反応が出た選手およびチーム関係者計13名全員の回復(退院もしくは自宅療養の解除)が確認できましたら、改めてご報告いたします」としている。

 安井直樹代表は「このたびは皆様にご迷惑とご心配をお掛けいたしまして、誠に申し訳ございませんでした。保健所に感染経路の特定を調査していただきましたが、結果的には確定できない旨の報告がございました。しかし、現状を鑑みると軽率な行動があったことは事実ですので、その点においては猛省し、指導を徹底してまいります」とコメント。感染者全員の氏名を非公表としたことについては「話し合いの場を設けた結果、全員のプライバシーを尊重し、非公開とすることで一致いたしました。ご理解賜りますようお願い申し上げます」とした。

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