新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けて、国際オリンピック委員会(IOC)と組織委員会が23日、東京五輪の延期を含めた検討に入った。延期には様々な障害がある中、1年延期の際の大きなネックとなってきた2021年8月の陸上世界選手権について、22年への延期の可能性が浮上した。
英「タイムズ」紙の電子板は、「来年の米オレゴンでの世界陸上は2022年まで延期される可能性があります。これは世界陸連がIOCの東京五輪の1年延期を支援するためです」と、報じた。
東京五輪については、世界陸連もセバスチャン・コー会長名でIOCに対して、延期に賛同する書面を送っていた。