NFL 42歳ブレイディ、バックスと1年平均32億円で合意か 20年在籍のペイトリオッツ退団
NFL、ペイトリオッツで6度のスーパーボウル制覇を成し遂げ、自身は3度のMVPを獲得したQBトム・ブレイディ(42)が17日(日本時間18日)、自身のツイッターで00年から20年間在籍したチームを退団し、他チームでの現役続行を発表した。
ミシガン大出身のブレイディは00年ドラフトでペイトリオッツから6巡目、全体199番目で指名。2年目の01年にレギュラーの座に就き、いきなりスーパーボウルを制した。02年にはリーグ最多の28TDパスを記録。03、04年の連覇、14、16、18年のリーグ優勝にも貢献した。自身はMVP(07、10、17年)を3回、スーパーボウルMVP(01、03、14、16年)4回獲得。プロボウル14回、通算541TDパス、同7万4571パッシングヤードはいずれも歴代2位の数字だ。
8月に43歳になるブレイディにはこの日、ツイッターで長文を投稿し、チームや20年の師弟関係で黄金時代を築いたベリチック・ヘッドコーチ、チームメイト、ファンに感謝。さらに「僕のフットボールの旅は他の場所で続いていくでしょう」と現役続行を明言した。
NFL公式サイトなど、複数の米メディアはブレイディがタンバベイを拠点とするバッカニアーズと基本合意したと報道。NFLネットワークのイアン・ラポポート記者は自身のツイッターでチャージャーズが争奪戦から脱落したことを伝えながら「バックス(バッカニアーズ)の提示額は1年平均およそ3000万ドル(約32億2000万円)になると思われる」と書き込んだ。