五輪聖火リレー 新型コロナ対策でランナー入れ替えの可能性も

 東京2020組織委員会の武藤敏郎事務総長(76)は17日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、26日に福島県楢葉町のJヴィレッジからスタートする聖火リレーを含めて、4月1日まで福島県・栃木県・群馬県で行われる区間について説明した。

 沿道での観覧については過度な密集状態が生じた場合、感染拡大を防止するため、現場の判断でランナーを入れ替えたり、次のランナーと早めにバトンタッチすることもあり得るという。福島県では人気グループのTOKIOが聖火ランナーを務めることが決まっており、特に著名人が走る区間で、やむを得ず実施形態の変更が生じる可能性もある。

 また、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、今夏の開催が危ぶまれている東京五輪について、組織委の新型コロナウイルス感染症対策本部長も務める武藤事務総長は「予定通りやっていくのがわれわれの考え方。安心、安全な形でできるように努力することが役割だと思っている」と、7月24日の開幕への変わらぬ思いを口にした。

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