白鵬盤石9戦全勝 1敗で平幕の隆の勝、碧山が追走 朝乃山は7勝目

 竜電(左)を押し出しで下した白鵬=エディオンアリーナ大阪(撮影・佐藤厚)
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 「大相撲春場所・9日目」(16日、エディオンアリーナ大阪)

 横綱・白鵬(宮城野)は前頭5枚目の竜電(高田川)と対戦。盤石の相撲で押し出しで勝ち、9戦全勝とした。

 立ち合いでかち上げて、相手の上体を起こした。突っ張りにも冷静に対処し、相手の右手をたぐって横を向かせると、そのまま押し出した。

 大関昇進ノルマの12勝へあと1敗しかできない状況となった関脇の朝乃山(高砂)は、関脇の正代(時津風)と対戦。寄り切りで7勝目を挙げた。10日目は炎鵬(宮城野)と対戦する。

 大関・貴景勝(千賀ノ浦)は立ち合いから攻勢に出たが豊山(時津風)の逆襲を受けて押し出しで敗れ、5勝4敗となった。

 前頭9枚目の隆の勝(千賀ノ浦)、同13枚目の碧山(春日野)はともに1敗を守り、勝ち越しを決めた。

 8日目に鮮やかな相撲を披露した前頭4枚目の炎鵬は同郷で中学、高校の先輩で小結の遠藤(追手風)と対戦。突き出しで敗れ、3勝6敗となった。

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