八村塁、勝利呼ぶ15得点!6試合連続2桁“凱旋”で英気
「NBA、ウィザーズ124-110ウォリアーズ」(1日、サンフランシスコ)
ウィザーズの八村塁(22)は敵地サンフランシスコでのウォリアーズ戦に先発し、29分47秒の出場で6試合連続の2桁となる15得点、チーム最多の8リバウンドをマークし、124-110での勝利に貢献した。負傷から復帰後、11試合連続の先発。第3クオーターに3点シュートなどで10点を挙げた。
前半に堅い守りを見せた八村は後半、チームの勝利を手繰り寄せる活躍を見せた。31-19と相手を突き放した第3クオーター、エースのビールが0点に抑え込まれた中で八村は両チーム最多の10得点をマーク。「後半の初めもしっかり気を引き締めてできた」と充実感を漂わせた。
前日は練習後にワシントン州にある母校ゴンザガ大まで足を運んで元同僚の試合を観戦。NBA選手となっての「凱旋(がいせん)」にスタンドから大歓声を浴びた。「素晴らしかった。僕はあまり緊張したり震えたりしないけど、昨日は本当にした」と英気を養った様子。デビューを果たしたシーズンは終盤に向かうが「これから、まだまだ」と初心を胸に刻んだ。