東京パラは予定通り開催 新型コロナについては「注意深く検討」

 国際パラリンピック委員会(IPC)は27日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で混乱が生じている問題を受け、8月25日開幕の東京パラリンピックについて「大会組織委員会と協力し、予定通り準備を継続していく」との声明を出した。

 障害者スポーツ界でも大会の中止や延期が相次ぐ中、クレイグ・スペンス広報部長は世界保健機関(WHO)や国際オリンピック委員会(IOC)、専門家と緊密な連携を進めていると強調。「感染症対策は大会を安全、安心に開催する重要なテーマ。注意深く対策を検討しており、特に日本と中国の関係当局の取り組みには十分自信を持っている」と指摘した。

 一方で新型ウイルスの拡大が止まらず、仮にIOCが五輪の中止や延期といった重大な決定を下した場合は、IPCも何らかの影響を受けるだろうとの認識も示した。

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