東京五輪・パラリンピック組織委員会は５日、政府から緊急事態宣言が延長され、東京都においても引き続き緊急事態措置を講じると発表されたことを受け、４月７日に表明した対応を延長すると明らかにした。

　組織委は緊急事態宣言が発表された４月７日、新型コロナウイルスの感染拡大を防止しつつ、来夏に延長された大会準備への影響を最小限に抑えるために、適切な業務継続体制を確立する方針を打ち出した。可能な限り在宅勤務での対応を継続する一方で、やむをえず出勤しなければならない業務については、必要最低限の人数と回数に絞り、予防衛生対策にも万全を期して行うとしていた。