競泳・平井コーチ 残り1カ月半…萩野に求める「克己力」高地合宿へ出発

 競泳男子の萩野公介(25)=ブリヂストン=が21日、指導を受ける平井伯昌コーチ(56)や同門の大橋悠依(24)=イトマン東進=らとともに、スペインでの高地合宿へ向けて出発した。萩野が高地合宿へ行くのは約1年半ぶり。平井コーチは「今回はとにかく誠心誠意、選手の調子が上がるようにしっかり頑張ってきたい」と、選手それぞれの奮起に期待した。

 萩野は今月15、16日のコナミオープンでは、400メートル個人メドレーで4位、200メートル個人メドレーで2位に終わり、それぞれ東京五輪の派遣標準記録には5秒18、1秒25足りなかった。今合宿での大きな“進化”が求められるが、萩野自身は前向きに「ものすごく濃い時間、大切な時間になるとも思う。すごく楽しみ」と語った。

 萩野の状態について平井コーチは「それほど高い泳速じゃないときは結構いい泳ぎができる」とした上で、レース形式の練習では「呼吸とか目線、泳ぎのテンポとかが、泳速が遅いときに比べるとちょっとずれてくる」と説明。「まだ心と体が一致していない感じがする。そういうところを話し合いながらやっていきたい」と話した。

 その中、この合宿で特にテーマとして求めるのが「克己力」だ。

 「忍耐力と克己心って、両方ともメンタルが強くないとできないけれど、忍耐力ってどちらかと言えば強いストレスに耐えるような(イメージ)。ネガティブでもできると思う。でも克己心って自らに打ち勝つ、ポジティブじゃないとできない。同じきついことに耐えるのでもちょっと違うと思うんですよ。なので、追い込みますけど、死ぬほどきつい練習と言うよりは、自分で自分の体をコントロールしていく、自分の意思で体を操ることを、しっかりやれればと思っています」(平井コーチ)

 3月末に帰国するまでの間、いかに強い心で自分自身と向き合い、己に打ち勝つことができるか。その一つ一つの積み重ねが、代表選考会を兼ねた4月の日本選手権へ、ひいては東京五輪へとつながっていくはずだ。

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