萩野、予選1位で決勝へ「まずは集中したい」200M個人メドレー

 「競泳・コナミオープン」(16日、東京辰巳国際水泳場)

 男子200メートル個人メドレー予選が行われ、萩野公介(25)=ブリヂストン=は2分0秒79で最終7組1位だった。全体1位で午後の決勝に駒を進め「まだまだな部分があるけど、まずは決勝に集中したい」と語った。

 15日の400メートル個人メドレー決勝では、自己ベストより14秒遅い4分20秒42の4位。レース後は「悔しいし、情けない。(試合前に)怖くなってしまった」と語っていたが、一夜明け「切り替えて、まずは1本1本やろうという気持ちでいます」と前を向いた。

 このコナミオープンは、昨年大会で不本意な成績に終わり、不振による休養の引き金となった因縁の大会だった。

 東京五輪代表選考会を兼ねた4月の日本選手権まで、あと約1カ月半。東京五輪出場のために最低限必要なタイムは派遣標準記録は1分57秒98。日本選手権の決勝で同タイムを切った上で、すでに代表に内定している瀬戸大也(ANA)をのぞいた最上位に入る必要がある。日本記録は自身が16年4月に記録した1分55秒07。

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