原晋監督 東京五輪開催を心配「中止せざるを得なくなるような状況になるのかな」

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、東京マラソン(3月1日開催)が一般ランナー抜き、エリート選手のみで開催されることが17日、明らかになり、青山学院大学陸上部監督の原晋氏が同日、日本テレビ系の生番組「情報ライブ ミヤネ屋」で、東京オリンピックや大相撲春場所の開催を心配した。

 原監督は「個人的に中止にはしてほしくないんですけれども」と話し、前日16日にスタートとゴールでの消毒、エントリー時のマスク配布などの対策を施して1万3000人規模で開催された熊本城マラソンの例を挙げて「それをちょっと見習ってですね、ぜひ3万7000人の規模ですけれども、実現に向けて努力してほしいなというのが個人的な思いですね」と、東京マラソンの通常開催を願った。

 さらに「東京マラソン中止にもなると、今度はオリンピックをですね、これ中止せざるを得なくなるような状況になるのかなと思って。スポーツの世界が、色んな競技団体でこれから…大阪では相撲ですか、そこらあたりも考えなきゃいけない状況になるのかなと思うと、本当に厳しい状況ですよね」と、東京五輪や大阪で開催される大相撲春場所の開催への懸念を示した。

 原監督は「何も対策を考えずに右向け右で全て中止ってなるのが一番嫌ですよね、怖いですよね」と、競技者側の思いを訴えていた。

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