羽生結弦【演技詳細】2年ぶり「SEIMEI」で「入りきれていなかった」

冒頭の「SEIMEI」のポーズを決める羽生結弦=韓国ソウル(撮影・堀内翔)
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 「フィギュアスケート・四大陸選手権」(9日、ソウル)

 男子フリーが行われ、SPで世界最高得点を更新してトップに立っていた羽生結弦(ANA)はフリーで187・60点、合計299・42点と、自己ベストの更新はならなかったが、同大会初優勝を果たし、シニア・ジュニアを通じた主要国際大会(五輪、世界選手権、グランプリファイナル、四大陸選手権、ジュニアグランプリファイナル、ジュニア世界選手権)6冠の「スーパースラム」を達成した。

 今大会が、五輪連覇を達成した18年平昌五輪以来となる韓国での大会で、当時に演じた「バラード第1番」(SP)、「SEIMEI」(フリー)にプログラムを戻したこともあり「緊張しました」と振り返った。「演技にすべて入りきれていたかというと、入りきれていなかったなと思う」とも語った。以下、フリーの演技を振り返る。

(1)前半の単独ジャンプ4要素 4回転ルッツで手をつく

 羽生が試合で披露しているジャンプの中で最高難易度の4回転ルッツを冒頭に配置。乱れて手をつき、ジャッジ2人が最低評価の-5をつけるなど全員がマイナス評価で、出来栄え点では3・78点がマイナスされた。

 続く4回転サルコー、3回転アクセルは3点台後半の加点がつく出来栄えだった。3回転フリップはエッジが不明瞭(アテンション)とされたが、出来栄え点は0・91点だった。

(2)後半の連続ジャンプ3要素 減点や転倒も

 4回転トーループ-オイラー-3回転サルコーは出来栄え点で0・95点の減点となった。さらに、4回転トーループから連続ジャンプにつなげようとしていたところで転倒し、軽い回転不足もついた。

 最後の3回転アクセルには、2回転から難易度を上げた3回転のトーループをつなげてリカバリーをした。この要素はジャッジも+3~5の高い評価をつけ2・74点の加点を得た。

 フリーでは、演技後半に配置したジャンプは最後から3本まで1・1倍の加点がつく。このため連続ジャンプを後半にまとめることで、得点の底上げが見込める。

(3)3本のスピン、ステップシークエンスなど

 3本あるスピンはすべて最高評価のレベル4を獲得した。ステップシークエンスはレベル3だった。

 演技構成点は91・28点で出場選手の中では2位。1位は全体で2位のジェイソン・ブラウンで92・58点だった。羽生の今季GPシリーズ・フリーでの構成点は、スケートカナダで96・40点、NHK杯で94・14点、GPファイナルで93・64点だった。

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