羽生結弦、ジュニアで3位の鍵山をたたえる「すごく強いと思うし、格好いいことだなと」

記者会見で笑顔を見せる羽生結弦=韓国ソウル(撮影・堀内翔)
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 「フィギュアスケート・四大陸選手権」(9日、ソウル)

 男子フリーが行われ、SPで世界最高得点を更新してトップに立っていた羽生結弦(ANA)はフリーで187・60点、合計299・42点と、自己ベストの更新はならなかったが、同大会の初優勝を果たした。3位に入った16歳の鍵山優真(星槎国際横浜高)についても、自身が16歳の時を思い返しながらたたえた。

 羽生は16歳時に四大陸選手権に初出場し、2位に入った経験がある。自身も被害を受けた東日本大震災が大会から約1カ月後に起きたこともあり「記憶が飛びかけているのがあるんですけど…」としながら、「当時、僕はもうシニアで戦っていたから。緊張感とかプログラムの長さに慣れていたけど、彼(鍵山)はジュニアのエレメンツで練習してきた中で戦えるのは、すごく強いと思うし、格好いいことだなと思っています」とたたえた。

 羽生が初めて四大陸選手権に出場したシーズン(10-11年シーズン)は、シニア初年度でGPシリーズに出場していた。

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