コービー氏の夫人が事故死から初めて胸中つづる「2人のいない人生は想像できない」
26日(日本時間27日)にヘリコプター墜落事故で元レイカーズのコービー・ブライアント氏(享年41)と二女ジアナさん(享年13)を失ったバネッサ夫人(37)が29日(同30日)、自身のインスタグラムを更新し、事故後初めて胸中を明かした。
緑の木々をバックにブライアント夫妻と4人の姉妹たちが幸せいっぱいの笑みを浮かべた一枚の写真が涙を誘った。
全世界に衝撃が走った悲劇から3日後。「娘たちと私はひどく恐ろしい時間の中でたくさんの方々からいただいた支援と愛に感謝しています」との一文から始まる文面には夫人の心からの気持ちが込められていた。
「最愛の夫であり、子供たちにとって素晴らしい父だったコービーと、美しくて、思慮深く、素敵な娘であり、ナタリアとビアンカ、そして、カプリにとって素晴らしい姉妹だったジアナが突然失われたことに呆然としています」。
2人を同時に亡くした直後の心境をそう表現した夫人は「今私たちが感じている痛みは言葉では表現できません」とし、「私たちの人生に2人が存在したことはとても大きな幸せでした」とつづった。
「2人のいない人生は想像もできません」と絶望の淵に立たされながらも夫人は「私たちは朝目覚めるたびに自らを奮い立たせています、なぜならコービーと可愛いジジ(ジアナさんの愛称)は私たちに光を照らし続けていますから。2人への私たちの愛に終わりはありません、永遠なのです」とした。
「ただ抱きしめてキスをしたい。永遠に私たちとここにいてほしい」
バネッサ夫人の投稿から約7時間後、600万人以上のユーザーが「いいね」ボタンを押し、書き込みは40万件を超えた。