松田瑞生 母から金指令!大阪国際マラソンから一夜、爆笑会見

 東京五輪代表残り1枠を争うMGCファイナルチャレンジを兼ねた大阪国際女子マラソンで、日本歴代6位となる2時間21分47秒で2年ぶり2度目の優勝を飾り、代表入りへ大きく前進した松田瑞生(24)=ダイハツ=が27日、大阪市内で一夜明け会見を行った。底抜けの明るさを持つナニワガールは、終始笑いを誘った会見の中で堂々と東京五輪金メダルへの挑戦を表明。大舞台への切符を信じ、最終選考会となる3月の名古屋ウィメンズマラソンの結果を待つ。

 笑いにあふれた会見となった。五輪を大きく手繰り寄せる激走から一夜。「ほとんど寝てない。眠い」と話した松田だったが、圧巻のしゃべりで、ほとんどの話題にきっちりオチをつけていった。

 前夜は大好きなすしで祝勝会。「めっちゃ食べました。車エビがまだ動いてた。幸せでした」と、恍惚(こうこつ)の表情で振り返った。会には途中から陸連の瀬古リーダーも参加。「ひたすら日本酒を飲んで消えていきました」と明かし、報道陣から「ごちそうは?」と質問されると「全然してくれませんでした」と返し、会場を笑わせた。

 好記録で実業団連合から報奨金1000万円をゲット。使い道を問われると「貯金です。こう見えて堅実。“金に寄ってくる男には気をつけろ”と言われてます」と笑い飛ばしつつ「母の歯の治療代は出します。70万円するので。(母明美さんは)喜んでました。『ありがとうございますぅー』って」と母の物マネを披露し、親孝行ぶりをアピールした。

 あとは吉報を待つだけ。自分が夢舞台に立てることは信じて疑わない。母から「メダルを飾るために棚の真ん中を空けてるで」とハッパを掛けられているという。「そこ開き(扉)がないから、ホコリ被るやん」とツッコミつつ、「優勝を目指した先にメダルがある」。力強く金メダル挑戦を宣言し、締めくくった。

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