大野均、盟友トンプソンの引退試合を観戦「彼の背中に引っ張られた」

 「ラグビー・トップチャレンジリーグ、近鉄74-0栗田工業」(19日、秩父宮ラグビー場)

 引退試合に臨んだW杯日本代表ロックのトンプソン・ルーク(38)が、フル出場で勝利に貢献。優勝で有終の美を飾った。

 1万4599人の大観衆。その一角で、15年イングランド大会まで3度のW杯をともにたたかった盟友が、熱い視線を送っていた。同じロックで元日本代表の大野均(41)=東芝=の姿があった。

 「ぜひ、見たいと思って見に来ました。『お疲れさん』って言いたいですね」。惜別の思いを口にした。

 「ハードワークのお手本。彼の背中に引っ張られて、自分もラグビーができた」とトンプソンのプレーを語る。「日本代表では仲間。トップリーグでは相手。トモさんと試合をするのは楽しかった」と振り返った。

 昨年のW杯では南アフリカ戦前に代表宿舎を訪れ、ワインを差し入れして激励したという。引退後は農場経営を志す盟友へ「彼の育てた鹿を食べてみたいですね」と心待ちにしていた。

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