伊藤美誠、史上初3年連続3冠王手 息ぴったり!女子ダブルス早田と3連覇

 「卓球・全日本選手権」(18日、丸善インテックアリーナ大阪)

 女子シングルスは、伊藤美誠(スターツ)、石川佳純(全農)、早田ひな(日本生命)らが準決勝に進出。女子ダブルスは伊藤、早田組が3連覇を達成した。

 軽々としたハイタッチで笑顔を咲かせた。早田との3連覇に「久しぶりに自分たちらしいプレーができた」と伊藤。昨年と同カードの決勝では、右利き同士の相手の動きを読んでコースをつく貫禄の試合運びを見せた。

 銀メダルを獲得した昨年4月の世界選手権(ブダペスト)以降はペアのブランクをあけた。しかし、年始の3日間の練習では「感覚がよくて本当に半年ぶりかと思った」と伊藤。早田も「昨日組んだ?というほどかみ合った」と振り返る。決勝では相手の芝田のラケットが手を離れて伊藤の頭部へ飛んでくるアクシデントがあったが、早田が気付いて間一髪で回避。ダブルスで出場していなくても、ツアー中に中国ペアを見ながら対策を練るなど、同級生の絆は強くつながっていた。

 伊藤にとって史上初の3年連続3連覇が懸かる19日の女子シングルス。準決勝での早田との対戦へ、伊藤は「力をお互いに出し切れるようにしたい。試合が楽しみ」と胸を躍らせた。

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