明大が示した「あきらめない姿勢」後半5トライも及ばず 早大に雪辱誓う
「ラグビー大学選手権・決勝、早大45-35明大」(11日、国立競技場)
明大の22大会ぶりの連覇の夢は散った。フッカーの武井日向主将(4年)は「後半こそスローガンの“真価”が試される、逆転に行くぞ」とハーフタイムにチームを鼓舞した。前半の0得点が嘘のように後半には、5トライの追い上げを見せ、会場を熱狂の渦に巻き込んだ。
主将は「後半にあきらめない姿勢を伝えることができた」と後輩へリベンジを託した。
「いろいろな意見があっていい」とキャプテンは語った。就任してから日頃、積極的に話しかけて、下級生も意見が言える環境作りを意識してきた。
そのかいもあり、レギュラーのロック2人は3年生。片倉康瑛は、「ラインアウトの強さが(12月の対抗戦とは)違った」と試合前に自信を見せた得意プレーでも完敗を認めた。「いい経験になった」と来年に生かすことを誓った。3本目のトライを決めた箸本龍雅は「(負けたことを)絶対忘れない。来年こそ早稲田を倒したい」と打倒早大を掲げた。
田中澄憲監督(51)が「負けた時の後悔は成長の糧」と言ったように、決勝での「負け」を知った次世代が来年の栄冠を目指す。
