ドイツの公共放送ARDが国際重量挙げ連盟(IWF)のドーピング不正疑惑をテーマにした番組を放映したことを受け、IWFは6日、「根拠のない告発やゆがめられた情報が含まれている」と内容の一部を否定する声明を出した。
アヤン会長(ハンガリー)名義の口座に国際オリンピック委員会(IOC)からの分配金が振り込まれた疑惑について、IWFは既に理事会で議論され、IOC倫理委員会でも問題は指摘されなかったとした。ドーピングを隠すために有力選手が検査対象にならなかったとの報道についても「完全な誤り」と主張した。(共同)