富士通が4年連続日本一 鳥内監督ラストゲームの関学大も学生王者の意地

MVPを獲得しガッツポーズの高木翼=東京ドーム(撮影・金田祐二)
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 「アメリカンフットボール・ライスボウル、富士通38-14関学大」(3日、東京ドーム)

 社会人王者の富士通が4年連続5度目の日本一に輝いた。ラストゲームとなった鳥内秀晃監督率いる学生王者・関学大も試合時間いっぱいまでらしさを見せた。

 第1Q、第2Qに2本ずつTDを奪い、前半だけで28-7と大きくリード。第3QにはFGで3点を追加。第4QにもRB金雄一のTDランなどで7点を追加した。

 攻守両面でパワー、スピードとも劣勢に立たされた関学大は第2QにエースRB三宅昂の64ヤードを独走するTDランなどで7点を返した。第4Q、残り時間と点差から逆転が不可能になった後も懸命の攻撃を展開。残り数十秒のところでQB奥野からのパスが通り、2つ目のTDを奪う意地を見せた。

 関学大はなおも攻撃権を獲得しようとするオンサイドキックを成功させ、なおもTD寸前まで持ち込むなど、最後の最後まで立ち向かった。

 ライスボウルは社会人王者-学生王者の顔合わせで行われているが、11年連続で社会人王者が勝利している。

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