山県亮太が米国合宿から一時帰国 2019年は「経験」 来年は「歓喜」を

 陸上男子100メートルで東京五輪を狙う山県亮太(27)=セイコー=が23日、11月から行っている米国での長期合宿から羽田空港に一時帰国した。今季は肺気胸や背中の痛みに苦しみ、世界選手権出場を逃した。米国ではこの2カ月で体作りに重点を置き、体重はすでに2キロ増。「順調にきてる」と、手応えを口にした。

 今季はサニブラウン、小池が9秒台に突入し、自己ベスト9秒台が3人に。「自分の力を上げないといけない。身が引き締まる思いがある」。2019年を振り返り「辛かったことも多かったけど、それも『経験』」と総括。2020年に向け「いつまでも『経験』とは言ってられない。結果を出さないと。(文字にするなら?)『歓喜』かな。最近はちょっと“やったー!”みたいな気持ちになっていないので、“やったぞ!”という年にしたい」と、笑顔で意気込んだ。

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