伊藤美誠「無敗の女になりたい」 平野破り大会初V 2020年へ無敵宣言

 「卓球・ジャパン・トップ12」(22日、カメイアリーナ仙台)

 東京五輪のシングルス代表を確実にしている2人と、前日の世界選手権団体戦(来年3月、釜山)代表選考会の1、2位選手の4人による賞金トーナメント大会として行われた。女子は伊藤美誠(19)=スターツ=が、準決勝で早田ひな(19)=日本生命=を4-2を下し、決勝も平野美宇(19)=日本生命=に4-1で勝って大会初優勝を飾った。

 伊藤は、日本のエースとして一回り成長した2019年の最終戦を初戴冠のタイトルで締めくくった。

 国内のトップ選手だけが集う大会で同学年の2人を退け、「どっちが勝ってもおかしくない試合で勝ててすごく自信になった。(連戦で)疲労がたまっているが、今日できることを出し切って優勝することができた」と納得の表情。決勝では白熱のラリー戦で観客を沸かせ、「お互い必死で、そこを制したのは大きな自信になった」と伊藤。敗れた平野は「ここまで返してくるかってくらい(ラリーが)続いた」と脱帽した。

 伊藤は2020年に向けても「『無敗の女』になりたい」と大胆に宣言。年明けからは2年連続3冠の全日本選手権(1月、大阪)を皮切りに、ドイツ・オープン(1月28日開幕、マグデブルク)からは来季のワールドツアーも始まるが、「(自分のコンディションが)どんな状態でも勝てるようになりたい。東京五輪もあるし、来年(3月)の世界選手権くらいまでは無敗で終わらせたい」とぶち上げた。

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