レスリング女子50キロ級は須崎が優勝、激戦階級制す 東京五輪アジア予選へ

女子50キロ級で優勝し、表彰台で笑顔を見せる須崎優衣(左から2人目)。左端は2位の入江ゆき、右端は3位の登坂絵莉
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 「レスリング・全日本選手権」(22日、駒沢体育館)

 女子50キロ級決勝が行われ、須崎優衣(20)=早大=が入江ゆき(27)=自衛隊=に2-1で勝利し優勝した。東京五輪アジア予選に出場する。

 須崎は先に2ポイント差をつけたが、終盤に入江が1点を返した。最後までどうなるか分からない展開となったが、須崎がわずかなリードを守り切った。

 試合直後の会場でのインタビューでは「ありがとうございます。プレーオフで負けて5カ月がたって、本当にいろんな人に支えてもらって、サポートしてもらって、支えてもらった人たちの顔が浮かんで…。本当に感謝の気持ちがこみ上げてきました」と涙ながらに思いを語った。

 同階級では決勝に進んだ両者と、リオ五輪48キロ級金メダルの登坂絵莉の3人による争いとなっていた。須崎は準決勝で登坂、決勝で入江を破った。

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